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1周年特集 - 12枚のmy favorite(3) - [了]

◆No.9 : 2007年5月
 5月は、1年中でいちばん好きな月です。
 いろいろな種類の花がたくさん咲くし、新緑がつやつやしているし、風は気持ち良いし、
 ああ、これから良い季節になって、たくさんいいことがあるんだろうな、と思うのです。
 これは、田んぼに水を入れているところなんですが、1年中でいちばん好きな季節の
 いちばん好きな太陽の光がきらめいている、「ああ、いいな~」を撮りました。
 斜めに撮っていますが、この撮り方以外にはない、って感じでした。
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◆No.10 : 2007年6月
 これは、2007年6月14日の記事・・・[健脚商売] 「駒込⇒⇒⇒日暮里」(3)・・・を
 ご覧いただくとわかるのですが、自分の気持ちの上では、3枚組写真の1枚です。
 この写真の後、陸橋の下をくぐるところで1枚、後ろを振り返って1枚の、計3枚です。
 陸橋の下に向こうの方の風景がのぞいていて、周囲の地形の不可思議な雰囲気が
 伝わるような(・・と本人は思っている・・)とても気に入っている1枚です。
 何を見せても「よく撮れてるな、いいレンズだ」「うまく撮れるもんだな、いいカメラだ」しか
 言わない支承が、「なかなかいい写真じゃないか」と言った、唯一の写真でもあります。
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◆No.11 : 2007年7月
 これは、「虎の尾」の白い花を撮りたかったのは勿論なのですが、背景の「蔵」と、
 花が咲いている「場所」も撮りたかったのでした。古い隠居を取り壊した跡地に、 
 父が花を植えているのですが、去年はひまわりで、今年は虎の尾だったというわけです。
 雨の降る中、傘を差しかけてもらいながら撮ったせいか、なんとなく湿っぽい雰囲気が
 漂っていますが、今はもうなくなってしまった隠居と、その前で遊んだ子どもの頃を
 偲ぶ気持ちには、ちょうどぴったりな色合いの絵になりました。
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◆No.12 : 2007年8月
 「ここを下りて、そこの道まーっすぐ行くと、あそこに青い屋根が見えてますやろ。
 あれを左手ぇ行って、しばーらく歩いたら、工場が見えてきますんや。その工場の
 ちょうど裏手ですわ」  ・・・こんな道案内をしてもらった後、撮った写真です。
 こういう何の変哲もない風景を、何の気負いもなく、奇をてらうこともなく、しごく
 自然に、見たままに撮りたいなぁ、と、いつも思います。
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さて、12枚を選び、思うところを書き添えてきましたが、もう一度選びなおしたら、
きっと全く違った12枚を選ぶんだろうな、と思います。

「ブログ」なるものを始めたのは、文章ばかりを綴った別のブログが最初でしたが、
そちらは「自分の内面がサイテー気分」ということもあり、休止して数ヶ月になります。
文章で何を書いても、批判めいた内容になりそうだったり、愚痴になりそうだったりで、
何も書けない状態が今も続いています。

そこへいくと写真は、自分の気分にかかわらず、きれいだな、いいなと感じたものを
そのまま撮ることができて、罪がなくていいな、と思います。このブログを始めた頃は、
「自分が写真を撮るだなんて、たいへんすぎて3日坊主でやめるんじゃないのか」とか、
「カメラを扱うことなんて、自分に続けていけるんだろうか」とか危ぶんでいたのですが、
ともかく1年続きました。

とはいいつつ、途中で何度も、
「自分にとって、写真をブログに公開する意味って何なんだろう」
「見ず知らずの人に公開するより、身近な家族や友人に見せる方が先なのでは」
「ブログというツールは使うにしても、非公開で登録して、自分で見るだけでいいのでは」
というようなことを考えました。

今も、まだその結論は出ていません。
自分の場合、非公開で登録するやり方にすべきかな、とか、グズグズと考え続けています。

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by C-Nemo | 2007-09-07 22:05 | #None
1周年特集 - 12枚のmy favorite(2) -

◆No.5 : 2006年11月
 ここに写っているのは、「柵に腰掛けて、空を見上げながら足をぶらぶらさせてる子どもたち」なんです、
 とか言ったら、「エッ?」と思われますか。
 でも、私には、そうとしか見えなかったし、今もそうだとしか見えないんですよ。
 子どもたちは、「あの雲、恐竜が火を吹いてるみたい」とか、「あそこに天女が飛んでる」とか、
 そんなことを話しているんです。
 (中にひとりだけ、下を見ている子もいるでしょう。こういうところ、好きなんですよね)
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◆No.6 : 2006年12月
 上野の国立西洋美術館の「エヴァ」です。秋の日が刻一刻と沈み行く時間帯に撮りました。
 このブログに掲載した写真は、トリミングなしがほとんどですが、ファインダーを覗くと同時に
 「こういう絵が欲しい!」と、パッと決めてパッと撮って、思った通りの絵が得られるように
 なったのは、11月頃からだったと思います。この写真も、瞬間的に「この絵」と決めました。
 このブロンズ像は、角度や陰影によって表情が大きく変わり、構図によっても、撮影側の
 意図が全く異なって表現されてしまうところが、撮っていてたいへん興味深く感じました。
 この「エヴァ」は背景をぼかし、同時に撮った「アダム」の背景は、ぼけないよう絞っています。
 男と女の存在の危うさの違いみたいなものを、自分なりに表現したつもりでした。
 そのうち、(撮影許可されていれば)朝倉彫塑館でも彫塑作品を撮りたいと思っています。
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◆No.7 : 2007年3月
 新宿御苑の旧御凉亭から、満開の白木蓮の木が向こうの方に見えています。
 この風景は、もっと広い画角で撮りたいと思い、別の日に、20mm単焦点レンズをつけた
 Nikon F3 HPを引っさげて出直しもしました。根性を出して「撮りに行く!」という熱意が
 出てきたのだったと思っています。
 この次の季節には、ぜひ4×5で撮りたいと狙い定めている風景です。
 建物の柱が作る四角い枠が、向こう側の風景を、まるで屏風絵のように見せているのが
 気に入っています。
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◆No.8 : 2007年4月
 人物を撮ろうとはあまり思わないし、撮ろうとしても、たぶん苦手なんだろうなと思っています。
 でも、この二人は、とても素直なお姉ちゃんと弟くんで(全く見ず知らずの通りすがりの子
 なんですが)、自分の目の前に展開された、あまりに自然な振る舞いに、ついつい思わず
 シャッターを切っていました。きっと、自分も自然な気持ちになっていたんだと思います。
 お姉ちゃんの方が、台の縁に二本だけかけた指が、「猫に触りたいけど、遠慮している」の
 気持ちをとてもよく物語っているところが気に入っています。
 子どもたちを、絶対に、チラっとも見なかった猫もあっぱれでした。この後、二人が順に、
 猫の背中をとても遠慮がちに、そっとそっと触れるように撫でて、なんともいえない満足そうな
 嬉しそうな顔をした瞬間は、実は、私の心のフィルムに撮ってあります。
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by C-Nemo | 2007-09-06 21:57 | #None
1周年特集 - 12枚のmy favorite(1) -

間もなく9月10日になると、このブログに最初の写真を掲載してから1周年になります。
先日から、少しブログ全体を振り返ってみているのですが、この12ヶ月間の出来事や、
その折々に考えたことが、写真という事実の記録を伴って、はっきりと思い出されます。

たくさん撮った月、少ない月、思うように撮れた月、撮れなかった月がありましたが、
12ヶ月経ったので、気に入ったものや思い入れのあるものを、12枚、選んでみました。
4枚ずつ掲載の3回シリーズで、1周年のまとめにしようと思います。

◆No.1 : 2006年9月
 初めて、全てマニュアルで、「自分の思った露出」で撮れた写真です。
 風に揺れる草に夕陽がさして、草が太陽に向かって手を振るように見えたのを、
 「この光を、見たままに撮りたい」と思い、そのように撮れました。
 「写真とは、光をつかまえることなんだろうか」 「これからも、写真を続けていけそうだ」
 と感じた瞬間が、ここにありました。
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◆No.2 : 2006年10月
 見知らぬ人に向かってレンズを向けたのは、これが初めてだった気がします。
 犬の全身から伝わってくる表情と、飼い主の反応が面白くて、「いまこの瞬間を
 撮らずにはいられない」、という気持ちになったのでした。
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◆No.3 : 2006年11月
 Nikon F3 HPの古いマニュアルレンズ(Zoom Nikkor 28-50mm)を、D70sに
 マウントして使い始めてから、2~3回目くらいで撮ったんだったと思います。
 レンズによって画質がまるで違うということと、「撮りたくなる気持ち」や「撮った手応え」も
 断然違ってくるのだということを、しみじみと実感したのは、この写真を撮った頃です。
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◆No.4 : 2006年11月
 11月は、気に入った写真が多く撮れた時期でした。これは京都で撮りました。
 しかし、リアルでの人間関係というか、そんなこんなの精神面は、実はこれまで経験が
 ないほどに最低な時期でした。大阪で暮した頃、気分が滅入ると必ず行く場所だった
 琵琶湖疎水のほとりや哲学の道を歩きたくて、居ても立ってもいられない気持ちで、
 17年降りくらいで京都に向かったのです。
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by C-Nemo | 2007-09-04 21:53 | #None
白萩


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mayumis39さんの2007年9月2日の 『萩』にトラックバックさせていただいております。

(撮影:2007/08/07)
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by C-Nemo | 2007-09-03 00:24 | #N


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