同じ場所を、デジカメやフィルムカメラでレンズを変えたりとか、35mm判、6×6判、4×5判で撮影、
また、ネガフィルムやカラーリバーサルフィルムにしてみたり・・・で撮って、 結果もフィルムで見た場合とプリントしたものの違いなど、比較してみているのですが・・・ もとのフィルムを見比べた場合、3の写真が最も美しいのは言うまでもありません。 美しい写真って、何なんでしょうね。 1. [Nikon F3 + たしかZoom Nikkor 28-50mm] でカラーリバーサルフィルムにて撮影し、 現像と同時にCD焼き込みを依頼して出来上がったデータ(jpeg)を圧縮。 これ、写真の撮影の腕の良し悪しは別として、フィルムを直接見たのでは、色も形も もっと良いのです。フィルムと見比べて、そのあまりの格差に愕然としてしまいました。 2. [Nikon D70s + たしかZoom Nikkor 28-50mm] で撮影し、データ(jpeg)を圧縮。 3. [4×5ビューカメラ(ホースマン改造) + Biogon 75mm] カラーリバーサルフィルムにて撮影し、 現像後のフィルムを自作急造ビュアー(蛍光灯)で照らしたものをCanon PowerShot S2ISにて撮影。 撮影後のデータ(jpeg)を圧縮。 ◆格差に愕然・・・ 銀塩で撮ったものの現像と同時にデジタルデータ化を依頼していたのが仕上がってきて、 少しずつ手元に増えつつあります。 デジタルデータの画像とリバーサルフィルムとでは、言葉にすることもできないほどの 隔たりがあり、銀塩をデジタルデータにすることの意味について考えてしまいました。 もっとも、プロ仕様の高解像度で頼めば、ここまで画質が落ちることはないのだろうとは 思いますが、いかんせん料金がハンパではない。 自分にとって、銀塩をデジタルデータにする意味は、恒久的に劣化させずに保存したいのと、 ブログ公開したいの2点です。しかし、劣化ということを考えると、データ化された時点で これだけ情報の欠落した状態になったのでは、この時点でわざわざ劣化させているような ものでは、と思ってしまいます。 ブログに公開するのは、デジタルカメラで撮影したものに限定すればいいだけなので 特に問題はありませんが、銀塩のデータ化について、ちょっと考えこんでしまいました。 (かといって、プリントしたものは、やはり画質が落ちます) うーむ、美しい写真って何なんでしょうね、まったく。
by C-Nemo
| 2007-01-27 23:46
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